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【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】


[482]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/10(火) 21:48:15 ID:???
妹紅が右脚を振りかぶり放った、フジヤマヴォルケイノですらない普通のシュート。
しかしそれでも、ウサギ達にとってはとてつもない威力のシュートであり。
現に張り切ってジャンプじたウサギCは、その弾道に追いつけないでいた。
同時にブロックに入ったウサギEも、同様にその速度に固まるも…。

ウサギE「え…あ……どぅえええええええいい!!!」

バアアアアッ! ドゴッツ!! ポムッ…

ボールに身体ごと飛びついてからの顔面ブロックで、その勢いを完全に抑える事に成功する。

妹紅「あらら。 やられちゃったか」

ウサギE「(――取れた。 今まで取れなかった妹紅さんのシュートが…取れた!!)」

ウサギD「い、Eちゃん…!(あんな必死なEちゃんの顔……夢で見た以外は初めて…!?)」

永琳「――元々はタックルの方に自信があったようだけど。 これで彼女もブロッカーとして
戦力の内に数えられるようになった。 だから……貴女もひょっとしたら、シュートで魔王に
なれるかもよ?」

ウサギD「(わ…私も! Eちゃんに置いてかれないようにしないと…)は――はい! 私、魔王になりますっ!?」

永琳「いや、そこまでは良いのだけれど……」

後半は冗談っぽく言う永琳ではあるが…ウサギDは真剣に頷く。
そして行われるシュート練習にて、彼女はそこそこの結果を出すことに成功するのだった…。


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