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【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】


[613]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/09/13(金) 23:33:01 ID:vZjqYxNw
【ミーティング】

妖怪の山FCが、新たな戦力の充実を確認しているその時。
ルナティックスメンバーは控室にて今日の試合の最終確認に入っていた。

輝夜「よし みんなきけ。 妖怪の山FCについては永琳が話すわ」

永琳「妖怪の山FCは、ズバ抜けた能力を持った選手は一人として居ないものの、
それぞれのバランスが良く…また、チームプレーもそれなりに心掛けているのが特徴よ。
更に、このチームのみの特徴として――名無しの選手がそれなりに強い…というのが上げられるわね。
実際、左SHの名無し天狗に至っては、中盤の底の秋神よりも高い基礎能力を持っているわ。
―――総合力では私達を大きく下回るとはいえ、決して油断の出来ぬチームと心得るべきよ」

鈴仙「(静葉さん達…かわいそう……)」

永琳「―――で、気を付けるべき選手だけど。 右WGの射命丸文は当然として、FWの
反町一樹、犬走椛の両者も侮れないわ。 どちらも小粒だけど…最低限の得点力はある。
それに加えて、トップ下の姫海棠はたても攻撃参加をするとなると―――」

輝夜「うん! それ私の炎上は避けられないわね!!」

鈴仙「(姫様…自分で言わないで下さい……)」

永琳「…コホン。 まあ、確かにシューターは多いけれども、寅丸星級のエースストライカーは居ないわ。
だから、相手のシュートの何本かは、姫様にもパンチングをしてもらう必要が出てくるでしょうね。
流石に全部で私を呼んでいたら、体力が足りなくなってしまうでしょうし」

輝夜「私の体力の使いどころが問題になるってワケね……」

鈴仙「(―――姫様、そんなに体力が無い…というか、無駄に張り切って師匠を呼ぶからなぁ…。
まあでも、姫様のセービング力もそこそこ高くなって来たんだし。 少しは信じてあげなきゃね。
それに、慧音さんにウサギEちゃんとか、ブロッカーも居る事だし)」


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