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【魅せろ姫様】鈴仙奮闘記9【カリスマセーブ】
[676]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/09/15(日) 19:55:34 ID:???
★犬走名人?→ クラブ3 ★
クラブA〜6→「ごめんよ私のファイヤーボール」何かヨーヨーに話しかけたぞこの天狗!?
鈴仙「……は?」
鈴仙は目を点にして、目の前の常識人がヨーヨーに話しかける様子を眺める。
椛「ごめんね…危うくピッチの上に君を落としてしまう所だったよ」
愛しの彼氏に接するかのように、柔らかい口調でヨーヨーを撫でる椛の姿は、
先ほどまでのどこか同類の雰囲気のある苦労人…とは大きく異なっていた。
射命丸「(あの兎ったら、余計な事を……! 椛が『名人モード』に入っちゃったじゃない!)」
その様子を背後で眺める射命丸は、椛の変貌をいち早く察し、その原因を与えた鈴仙に対してチッ、と舌打ちをする。
射命丸「元はと言えば、私の気紛れだったとはいえ…。 ―――どうしてこうなった」
〜回想シーン開始〜
−数か月前 射命丸の住居−
椛「わあ…! ありがとうございます、文さん!!」
射命丸「良いのよ。 いつもアンタには無茶振りばっかりやってるし」
射命丸文は、気紛れで椛のささやかな誕生日パーティを主催していた。
普段は両者互いにそう仲が良いとも見えぬ、事務的な関係が強い二人ではあるが、
実際の所は、嫌悪程の物ではなく、上司部下に近い関係はありながらも仲は決して悪くないのである。
(プライベートの場では、椛は射命丸を『さん』付けしている所からもそれが伺える)
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