【トラウマ】キャプテン霧雨98【再来】

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【トラウマ】キャプテン霧雨98【再来】

[956]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2014/01/01(水) 00:46:52 ID:???
―人里　控室

西間「案外戦えているじゃないか！」

人里MFⅢ「ああ！このまま行けば守矢にも勝てるかもしれない！」

人里MFⅠ「とうとう人里杯のリベンジだ！」

慧音（ハクタク）「その通りだ！後半はこのまま押し切っていくぞ！」

人里GK「と、ところで何でもしてくれるって…あっすいません、言ってないですよね」

ディアスがゴールを奪っているお蔭とはいえ、ここまでは互角の戦いと言っていい。
よもや強豪である守矢とそのような試合が出来ると思っていなかった選手たちは、喜びに沸き上がる。
彼らを離れた位置から眺めつつ、ディアスが呆れたように嘆息する。

ディアス「………おめでたい連中だな」

パスカル「そうは言うが、実際勝利は近づいている。ディアス、お前もそれはわかっているだろ」

ディアス「まあな。体力の温存もできてる。
　　　　　　恐らくサナエはほぼ万全で出てくるだろうが、押し切れる計算さ」

勝利を確信し、不敵に笑むディアス……だが、彼は気付いてはいなかった。
彼の作戦を破綻させる思考が選手たちの脳裏に根付き始めているということに。
………

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0ch BBS 2007-01-24