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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[440]森末(仮):2013/09/26(木) 00:02:05 ID:???
政夫と藤沢に後を任せ、ひとまず宿の監督に松山の負傷を連絡する板野。
急いで会場へとやってきた監督と共に救護室へと向かうと、
試合でけが人が出た時の為に常駐している医者が丁度松山の怪我の具合を診断していたらしく、
板野は監督と共に怪我の様態を聞く。
監督「先生、それで……松山の怪我は?」
医者「……骨は折れていない、が、捻挫をしている。
君にとっては酷かもしれんが、大会の間は激しい運動は無理だ」
松山「…………」
不幸中の幸いとも言うべきか、今後の松山のサッカー人生に大きく左右をする程の怪我、という訳でもないらしい。
だが、この全国大会に全てを注ぎ込んできた松山にとっては多大なショックを受けるものだったのか、
大きな落胆を隠そうともせず、暗い表情でガックリと項垂れ地面を見つめる。
政夫「そんな……こんなのってありかよ……」
和夫「松山……」
これには付き添っていた立花兄弟も、松山に同情をする。
小学生時代からの付き合いである立花兄弟と松山であったが、まだ試合で対戦をした事は1度もない。
今年こそは全国で戦えると思っていたのにその期待を裏切られたという悲しみ、
そして同じサッカー選手として全国の晴れ舞台に不幸な事故で途中退場しなければならないという事に哀しみもまた感じている。
藤沢「ご、ごめんなさい、松山くん、私のせいで……」
そんな立花兄弟以上に、或いはこの事について重いショックを受けていたかもしれないのは藤沢である。
松山に好意を抱き、影に日なたに見守ってきた彼女は、どれだけ松山がこの大会に心血を注いでいたかを知っている。
松山の夢を壊してしまった、という自責の念は強く、彼女は深く頭を下げて松山に謝罪の言葉を投げかける。
板野「(……どうしよう。 何か、俺に言える事があるかな?)」
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0ch BBS 2007-01-24