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1- レス

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】


[475]森末(仮):2013/09/27(金) 01:33:33 ID:???
板野「くそっ……!(あんなに簡単に弾かれるなんて……)」
若島津「(だが……もしも来年、松山の北国シュートのようなシュートを開発してくれば……)」

この結果を受けて、板野は悔しさを隠そうともせず歯噛みをするが、
一方で若島津はそんな板野の様子を見ながら一層闘争心を燃やす。
確かに勝負は若島津が勝った、板野の現在の力では、若島津には及ばないと言える。
だが、板野の"ただ"威力が強いだけのシュートに、若島津がパンチングで行かざるを得ない程の驚異を覚えたというのも事実。

それほどまでに板野の脚力は群を抜いており、このまま更に脚力を鍛え続ければ……。
或いは、松山の北国シュートのような特別なシュートを開発してくれば、結果は違ったかもしれない。

若島津「……勝負は俺の勝ち、だな」
板野「うぅ……」
若島津「そろそろ消灯の時間だから、俺は帰る。 じゃあな」
板野「あ……うん。 色々と、ありがとう」
若島津「(……やはり試合で戦ってみたかったな。 まあ、来年がある。
     ふらのならば……南葛と当たりさえしなければ、勝ちあがってくるだろう)」

その後、未だに悔しがる板野に声をかけると、若島津は立ち去った。
口数は少なく、こうして別れてみれば交わした会話はどこか途切れ途切れなものばかり。
だが、終わってみれば……板野は先ほどまでの憂鬱な気分が変化し始めていた事に気づいた。

板野「(やっぱり駄目だ、今のままじゃ若島津に通用しない……。
    得意のボレーシュートじゃなかったってのも言い訳にはならない、フリーの状況で打てたんだから。
    何か考えないと……!)」

FWというポジションを選び、ふらのという中学を選んだ事で、
恐らく最大のライバルとして立ちふさがるであろう東邦学園の若島津健。

彼の実力の高さ、そして今の自分との力量の違いを見せつけられ、
落ち込んでいた気分は吹き飛び必ず彼を越えなければ、という強い敵対心が沸き溢れたのである。


0ch BBS 2007-01-24