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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】


[476]森末(仮):2013/09/27(金) 01:34:39 ID:???
明くる日、板野は監督からの連絡を受けてマネージャー2人を連れて病院へと向かった。
そこには搬送されたふらのメンバーたちが顔を連ねており、板野は彼らの具合を気遣うも、
松山は検査の結果やはり骨に異常は無かったとして大事には至っていなかったらしく、
他の者達も昨日に比べればだいぶ容態が安定してきたらしい。
ただ、やはり試合に出場できる程には回復できていないようで、ふらのは苦渋の決断として2回戦を棄権せざるを得なかった。

小田「すまない、キャプテン。 俺達の不注意で……。
  (流石にこういう形で北海道に帰る、ってのはなぁ……腹壊してまでサッカーやりたくないって訳じゃないし。
   あ、ところで俺"達"って言ってるし、俺の責任にならないよな!? な!?)」
本田「くそっ、誰なんだ下剤入りのジュースなんてもんを用意しやがったのは!
  (それにキャプテンが怪我してる以上、喜べる訳がねーや)」
松山「悔しいのは皆も同じだろ? 気にするな……俺達には、来年があるさ」

ふらの中学の松山、板野以外のメンバーはサッカーに対して熱意に欠けてはいたものの、
だからといってこのような不幸な事態で試合をしなくて済む、という事を好意的に受け止めていなかった。
実際彼らは昨日地獄のような苦しみを味わったのだし、松山も大事には至らなかったとはいえ怪我をしている。
この状況で試合をしなくて済む事を喜ぶ程には、サッカーをする事が嫌いな訳でもない。

監督「松山の負傷、それに皆の体調の事もある。 早めに家に帰って、地元で療養した方がいいだろう。
   大会の結果を見たいかもしれないが……今日の昼にはここを離れるぞ。
   宿に一旦帰って、荷物を纏めておけ」
ふらのメンバー「「「はい!!!」」」

こうして、板野住明の最初の全国大会は終わった。
2回戦棄権という不本意な結果ではあったが、
CFWとして、2人の全国クラスのキーパーと戦えた経験は、必ず来年のふらの優勝の糧になるだろう。


0ch BBS 2007-01-24