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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[591]森末(仮):2013/09/30(月) 21:08:06 ID:???
>D.矢車
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板野「(……なんだかあまり気は進まないけど、先月助けてくれたしなぁ)矢車くんに会いに行ってみるよ」
森末「そうか、彼は……あまり家にいるタイプじゃないらしいからね、
日頃よくうろついているっていう場所を教えてあげるよ」
独特の雰囲気を持ち、あまり近づきたくはない印象を受ける矢車。
転校初日にいきなり兄弟認定された事もあってかここまで板野は彼から極力距離を置いて接してきたが、
先月の多田野と自身の窮地を救ってくれたのはその矢車なのである。
そこまで悪い人ではないのかもしれないと思い至った板野は、彼に会いに行く事を決断。
森末から普段彼がいる場所というのを聞くと、次の休日に早速その場へと赴いてみる。
板野「(うーん……といっても、ここって4月の日常パートで来た繁華街だよね?
こんな所に矢車くんが……あれ?)」
矢車「…………」
板野「(い、いた! って……何やってるんだ!?)」
森末から聞かされた矢車のよくいる場所――繁華街へとやってきた板野。
こんなにぎわった場所にあのネガティブ全開の矢車がいるのかと半信半疑であった板野だが、
意外にも矢車の姿はあっさりと見つかり……しかし、矢車がやっている事を見て目を疑う。
板野「や、矢車くん!」
矢車「……兄弟か。 珍しい所で会うな」
板野「うん……あの、ところで何してるの? それって……露天商だよね?」
そう、矢車は道端に敷物を敷くとその上にシルバーアクセサリーなどを置き、所謂露天商を行っていたのである。
まだ中学生である矢車が、このような商売をする事に板野は驚きを隠せないが、
矢車はどこ吹く風といった様子で気にしてはいないらしく、板野の言葉にゆっくりと頷いて肯定をする。
矢車「どうした、俺がこんな日なたで商売をするのは珍しいか? ……どうせ俺なんか」
板野「い、いや、まあそれもあるんだけど……。 (どうしよう、突っ込んで話を聞いてみていいのかな?
それとも何か別の話をしようか、うーん……)」
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0ch BBS 2007-01-24