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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】
[890]森末(仮):2013/10/08(火) 19:57:18 ID:???
板野の疑問は至極もっともである。
原作ではハチマキの刺繍に気づくまで藤沢からの好意に気づかず、
本編ではそのハチマキの刺繍に気づく事のないまま転落の一途を辿ってしまった稀代の鈍感男――松山光。
一体どうして藤沢を意識するようになったのかと板野が思うのも当然であったが、
町田は鋭く目を光らせ、顎を撫でながら自身の考えを板野に言う。
町田「クリスマスプレゼントでマフラー、やはりその効力は絶大だったわけよ。
手作りだって多分まだわかってないんでしょうけど、
女の子が男の子にそういうのを渡して意識をしないっていう方が難しいんじゃないかしら?」
板野「むむむ、確かに……」
町田「それに滅多にサッカー以外の事を話す機会が無かったのよね、あの時まで。
だから松山くんとしても、良くも悪くも美子や私をサッカー部のマネージャーとしてしか見れなかった。
でもあのパーティーがあって、サッカー関係以外の目で見れるようになった訳よ。
つまり……松山くんは美子の事を"女"として意識をしているわね」
板野「なるほど、名推理だな町田!」
何度か告白を受けたり、またプレゼントを受けた事は、
全国区のプレイヤーで顔立ちも決して悪くない松山も経験にある。
だが、それは言ってしまえば学内のミーハーの女性……。
松山にとっては言い方は悪いが路傍の石と言って差し支えない人たちからのものだった。
しかし、藤沢の場合は殆どサッカーの事しか話していないとはいえ3年間もの間付き合った仲である。
そのような女性からプレゼントを貰い、初心で純情な松山が意識をしない訳がない。
町田「下地は整っているわ。 後はもう、どっちかが告白するだけって感じよ」
板野「(この様子なら、安心していいのかな……?)」
藤沢「あ、松山くん。 こんな所、怪我してるわ……待ってて、すぐに手当するから」
松山「い、いいよ! このくらい平気だから……おい皆、休憩終わりだ! 練習に戻るぞ!
(うぅ、まともに顔を見て話せない……)」
※松山が藤沢への好意を自覚しました。
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0ch BBS 2007-01-24