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【目指すは】俺inキャプ森1【全国】


[926]森末(仮):2013/10/09(水) 00:14:45 ID:???
『3年目 7月 定例パート』

翌月、7月もふらの中学のメンバー達は練習に励んでいた。
先月の板野の熱意に打たれたか、或いは元々か、松山の飛ばす指示は熾烈であり、
板野を除く他のメンバーは内心泣きそうになりながらも従い、着実にレベルアップをしてゆく。
そしてボールが見えなくなる時間まで練習をし、いつものように帰ろうとしたときの事。

監督「みんな、少し集まれ。 話がある」
松山「話……ですか?」
板野「(監督の後ろにいるのは……藤沢? ……ああ、なるほど)」

スタミナドリンクを飲ませる以外は特に存在感の無い監督が周囲に声をかけ、
松山達は一体何事だろうと首を傾げながらも監督の元へと駆け寄る。
ただ、板野だけはある程度察しがついていた。これから何が話されるのかを。

板野「(もうすぐ全国大会……となると、藤沢は……)」
監督「急な話だが、マネージャーの藤沢が今度転校をする事になった」
松山「えっ……」
ふらのメンバー「転校だって?」「そういえば、藤沢の親父さんって転勤族なんだっけ」「一体どこに?」
板野「(やっぱり……)」

物悲しい表情を浮かべながら、監督の言葉に合わせて小さく頷く藤沢。
この言葉を受けて、ふらのメンバーには軽い動揺と疑問が浮かび……松山は小さく呻くような声を出す。

監督「藤沢、確か行先は……アメリカだったか?」
藤沢「はい……ニューヨークに」
加藤「が、外国なのか……大変だな」
松山「いつまで……いつまでいられるんだ?」
藤沢「お父さんは来月にはもうアメリカに行くけど……私はマネージャーの仕事もあるから、全国大会が終わるまでは……」


0ch BBS 2007-01-24