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1- レス

【目指すは】俺inキャプ森1【全国】


[999]森末(仮):2013/10/09(水) 23:26:16 ID:???
このこぼれだまに合わせたのは、松山だった。
試合終了間際、何かの間違いでゴールを奪えなかった時の為にとゴール前に上がってきていた松山は、
綺麗にこのボールを雪下ろしオーバーでねじ込み、それと同時に審判の得点を告げる笛と試合終了を告げる笛が鳴り響く。

松山「よぉぉぉぉおおおおし! やったぞ、皆! 道大会優勝だ!!」
小田「ああ、やったぜ!(……ねじ込まずに得点王分け合えばよかったんじゃ)」
山室「ナイスシュート、キャプテン!(空気読めないからなぁ、キャプテン……)」

道大会優勝、そして全国大会への出場決定。
これに松山は高らかに拳を上げて喜びを露にするも、一同は曖昧な笑顔でそれに同調しつつ、
得点王をあと一歩の所で逃してしまった板野に同情のまなざしを向けるのだった。

板野「うぅ……(な、なんてついてないんだろう……幸先不安だよ)」

こうして道大会は終わりを告げた。
せめてもと大会中、もっとも活躍をした選手に贈られるMVPを期待する板野だったが、
そちらもアシストなどで活躍をしていた松山に奪われ、意気消沈。
去年といい今年といい、実力はある筈なのにどうして得点王にもなれないのかと悔しがる板野。
道大会に優勝をしても、彼の心中にはもやもやとした漠然とした不安がくすぶるのだった。

………

……



そして、北海道で予選大会が行われている頃、各地でも熾烈な戦いが繰り広げられる。

中山「よし、みんな行こう! 南葛だって無敵じゃない……確かにあいつらは強いが、俺達だって強い!!
   今年静岡県大会を制して、全国をも制覇するのは俺達大友中だ!」
新田「はい!(見てろよ南葛……俺の隼シュートと中山さんたちの守備があれば、お前たちに負ける筈がないんだ!)」


0ch BBS 2007-01-24