※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【序戦】ファイアーモリブレム43【ラムカーネ軍団】
[164]モリブレム ◆SC4m0znkxI
:2014/02/26(水) 19:16:39 ID:???
暗転。そして眩いほどの青い光。ちらちらと輝く星の煌めきの中に、ジュリアンは立っていた。
イスラス「(……驚いたな。まさかこの世界にも俺と張り合うほどのスピード狂に巡り会えるとはな)」
ジュリアン「(な、何だテメェは……それに何だよここは!俺は今ドリブルで奴を振り切らなきゃいけねぇんだ!)」
イスラス「(いや、違う。アンタは振り切ってるんじゃねぇ。何かを追いかけているはずだ。
俺には分かる。アンタのその足捌き、視線、体重移動。何をとっても俺と同じだ)」
ジュリアン「(お前と……同じ?)」
イスラス「(アンタが抱えてるもの……その重さを使え。重さに引きずられるんじゃねぇ。
その重さで、アンタのスピードは限界を超えられる。『倍速』の領域に踏み込める)」
ジュリアン「(重さで……踏み込む。そうか、そういうことか!)」
単純な素早い身のこなしだけでは真のスピードにはたどり着けない。
トップスピードへと辿り着くまでの瞬発力。すなわちそれを補佐する『力強さ』も必要不可欠。
失った大事な何かを追いかけるため。後悔や不安を踏み台に、力強く足を地面に押し付ける。
ドバァン!!
イスラス「いつかアンタとは直にあって話をしてみたいな。……アンタが追いかけて取り戻したいもの。無事に手に入れろよ」
ジュリアン「ああ。何だかお前とはウマが合いそうな気がするぜ」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24