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【怒れる恐竜】Another-CU_8【隠すつもりなく】
[939]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2014/04/15(火) 11:43:16 ID:???
パワー系のトレンドが長く続きすぎ、威力対策も周知となっているスペイン以外で
ならば、間違いなく1stストライカーとして重用(ちょうよう)されるだろう高火力。
だがこれを目の前にして、砂ほども気圧されぬ男がヴィオラには居た。
ミュラー「敵ながら天晴れな威力だなっ!
しかし壁役(ライン)だった私にとって、吹き飛ばされる事は日常だった!」
ダッ!
吹き飛ばされるのが当然、負傷すらも隣人となっていた世界。
ミュラーがかつて生きていたのは、サッカーのそれよりも暴力的な肉弾戦があるアメフトだ。
吹き飛ばされて気が遠のく一瞬、地面に叩きつけられる痛み、息が止まるような衝撃。
それらは当然恐ろしい 、ミュラーとて感じるところに例外はない。
しかしどれほど恐ろしくとも、前に立つことをやめようとは決して考えなかった。
彼は逃げたくなる心の弱さこそが自らの最大の敵と知っており、ソイツに何度も勝ってきた。
そんなミュラーの魂(スピリッツ)は強く、そしてクールだった。
ドゴォッ!! ミシッ…
ミュラー「クッ…」
ボールがミュラーの胸板に突き刺さり、その肋骨を軋(きし)ませるが… そこまで。
重心を低くし前傾を崩さないミュラーの身体を浮き上がらせるには至らない。
それどころかミュラーにはボールを跳ね返す角度を調整する余裕すらあった。
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0ch BBS 2007-01-24