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キャプテン松山31


[106]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2013/10/13(日) 22:27:25 ID:???

メディスン、という声に反応はたちまち返ってきた。
ピョコと、ウサギの長耳で見えなかった死角から、メディスンが出てキョトンとした顔を向けてきた。

メディスン「あれれ、どうしたの? シャンハイ!」
松山「(カク……まぁ、そうなるとわかってたがさ)」
シャンハイ「どうしたのじゃなくって、迎えにきたの。 一緒に帰ろう?」
メディスン「探したって私を……? シャンハイそのために残ってくれたの?」

そこでシャンハイは、信じられないほど人間じみた所作で考え込む仕草をしてから。

シャンハイ「いいえ、メディスンを探したいって言ったのは光様。 探して一緒に帰りたいって」

思わぬ振りに、松山はびっくりして何か言いかけるが、それをメディスンの視線が遮った。
視線の力、というよりは込められた問いかけの重圧に松山が黙り込むと、メディスンがポツリと。

メディスン「………………………………………なんで?」
松山「は? なんでって何がだ?」

反射的に聞き返しても、メディスンは無言で顔を背けるだけして会話を打ち切った。
そのあとは、たどたどしく一方的にだが、きちんと耳に入るように返事をした。

メディスン「わかった、帰る。 ううん、いっしょに帰ろ。 シャンハイ、マ、マツ……ヤマ……」
松山「ああ、最初からそう言ってるし早く帰ろうぜ」
シャンハイ「シャンハーイ」


*メディスンの評価値が上がりました。 好感度が大きく上がりました。



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