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キャプテン松山31
[195]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2013/10/24(木) 00:56:21 ID:???
雛「はぁ……ふぅ……」
覚醒に近い成長を果たした三人の内、鍵山雛は練習前に、ため息を零していた。
雛「(とうとう、決まっちゃったのね。 守矢神社と……対戦)」
山でもとくに厄介がられる厄神が、あろうことか人間と同じチームで優勝までついていけた。
ひっそりとしてたが当時の喜びようは、誰より厄神自身がとても強いものだったと覚えている。
雛「(楽しかった……でも、あそこにはもう松山さんも霊夢も魔理沙だっていなくて。
結局、松山さんが酷い目にあうのは自分の厄の影響だとか、思いこんでしまって……)」
二柱が引き止めるのも聞かずに、守矢神社を離れてしまった。
何の因果か地底で巫女と出会うわ松山が試合で頑張る姿やら、また一緒のチームに誘われることになり
松山と一緒に優勝を目指せるのは嬉しいが、守矢と戦うことは有体に言って辛いものだった。
雛「(だけど、もう対決は不可避……私だって負けたくないんだし。
頑張って、どっちが勝ってもおかしくないくらい対等になって。
私が長年溜め込んだ厄ごとぶつかる、それぐらいしか……)」
モウモウと、よどんだ紫色した厄が噴出し、あたりに立ち込めて、平和な練習場はハザード化した。
松山「あ、あああ、あれはよくないものだ……じゃなくって!」
シルエットしか確認できないが、松山も目を瞠る質の高い動きはうっすら見えた。
順調に実力を高めてきた厄神様だが、最後の練習ここにきてもう一皮向けたらしい。
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0ch BBS 2007-01-24