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キャプテン松山31


[218]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2013/11/22(金) 00:36:15 ID:???

そこで彼女はズバリと、なんら悪びれなく言った。

靈夢「貴方がやって? 私はどうも駄目ね。
    錆び付きは戻せたけど、今から特徴とか把握して上手く指揮を取るなんて、まぁ無理だわ」
松山「……。(言いたいことはあるけど、一応認識も正しいし、アテにしてくれてるってことなら)」
靈夢「……怒らないの?」
松山「錆び付き戻せたってことは今まで自己練習はしてたんじゃ?
    自分にできないことを認めて俺を頼ってくれたし。何よりチームメイトは信頼するもんだから」
靈夢「ふぅ〜ん……まぁ気に入るか、これなら……いやでも……」

ブツブツと、松山にも誰にも理解できないことを呟いてから、巫女さんは話を戻した。

靈夢「で、今まで顔を出せなかった理由はもう一つあって。 場を作ってたのよ」
松山「は? 場?」
靈夢「時間の流れから切り離された場。そこでちょっとしたパターンを編み出しておこうと思ってね」

話の流れにはついていけないが、パターンという言葉だけはすんなり理解が及んだ。 つまり……。

松山「自分じゃ指揮は取れない。 そこを俺に任せて……。
    そのうえで靈夢さんにボールを預けるに足る、少人数で出来る攻撃パターンを作ろうと?」
靈夢「そうそう、サッカーのことなら理解が早いじゃない。
   急ごしらえだけど、私と貴方と、もう一人か二人で出来る連携技。
    誰を選んでもいしい返答は後日でいいわ。 大会前でも大会中でも場は使えるから」

一回こっきりだけど、と言い残し、そして巫女さんは姿を夕闇にくらませた。

松山「なだれ攻撃の縮小版みたいなものを作ろうと……。
    確かにそれができれば相手を縮こまらせるストライカーの代わりにはなるかも」



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