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キャプテン松山31


[275]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2013/12/29(日) 23:56:04 ID:???

シャンハイチェック! →  クラブJ
クラブ→ 「(光様の留守を)頼む……ですね。わかりましたどうかお気をつけて!」松山「エッ」


松山は、搾り出すように「頼む」とだけ告げて、シャンハイの顔を見ないまま悶々としていた。

松山「(シャンハイなら今のだけで解ってくれる筈だ。
    それに俊敏に空中を飛びまわれるんだ。俺よりずっと生存率が高いはずだ。
    ……っ、びびってシャンハイを捨て駒にしようとしてるんじゃない、確率から当然なんだ!)」

しかし忘れてはないだろうか。
いかに素晴らしい学習力と吸収力を備えていても、シャンハイは生まれて0歳なのだ。
竹林にやってきたのは、松山自身がお空の練習様子を見るため。
これまで危地を何度も乗り越えた松山のこと、ここで頼むというのはどういうことだろうかと。
考えた末、この場で留守を頼むと受け取っても責められない。責められない。

シャンハイ「ハイ、私はここで光様の留守を預かりお待ちしています。いってらっしゃいませ」
松山「エッ、それ、ち!? ……ちが」
シャンハイ「(キラキラ)」
松山「……」

勇猛な主人に一切疑いもってない純真な瞳。
どこかふらのの勝利を疑わないマネージャーの眼差しを連想させた。
この瞳を前には、松山は臆したと取られる発言を出せなくなる。
なんとなく、空を見上げる。 澄み切った青い空。 どこまでも高く遠い。ついでに竹林のお空も遠い。

松山「(……人を死地に追いやるのって、命令や圧力より混じりっけない信頼じゃないだろうか……)」

だがもう、後には引けない。 雪国日本男児の気概と矜持を見せるより他に道はない。

松山「よし! よし! 行く! う、オオオおおおおおおおおおおおおお!!!!!」



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