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キャプテン松山31


[300]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2014/01/03(金) 22:19:14 ID:???

竹林に入ってすぐ、松山は準備不足を知らされた。
暑さもあるが、それより進む足を鈍くさせるのは無数の笹の葉で出来る切り傷だ。

松山「痛っ、……ああもうこれで何度目だ!?
    こうなったら四次元倉庫の壺から、ど〜た〜まか〜なづち〜を!
    いやいや待て待て茹った頭ではやまるな呪われる、呪われてるからアレ」

しかし小さい傷とはいえ多く作り化膿すると厄介なことになる。
暑さも厳しく、松山は地底で同じようにお空を探しに灼熱に飛び込んだことを思い出す。

松山「(そういえばあの先には何が……んなこと気にしてる余裕ないだろ……)」

そうこうしてもう随分と奥深くまで入った。 お空を見つけたら、永遠亭で治療を受けようと考える。
幸い、人を拒み迷わせる竹林とはいえ、熱気が強くなる方角へ進めばいいので迷うことはない。

松山「あ〜〜〜〜づ〜〜〜〜い〜〜〜〜ぞ〜〜〜〜、舌出してゼェハァと犬、犬みたいだな俺……」

迷うことはなくとも、気張らないと頭が朦朧とし倒れてしまいそうで、松山はそれを心配する。
しかしその心配も、次の一瞬に迫る致命的な何か、を前にして些細も些細、取るに足らない事だった。



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0ch BBS 2007-01-24