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1- レス

キャプテン松山31


[316]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2014/01/18(土) 23:06:33 ID:???

松山のこうげき! →  スペード4
光る竹のぼうぎょ! →  ハート3
「おめでとう!」「うにゅ、おめでと〜!」「おめでとウサ!」



ナイフを扱うのに長けてない松山の振りおろしはお世辞にも様になってなかったが。
元々、同年代の少年の中では抜きん出て鍛えていた為、竹を横薙ぎに切り倒せた。

松山「上手く倒せたが……一体何で光ってたんだ?」

やや慎重に、断面を覗き込んでみる。 しかし何もない空洞。
首をかしげると、竹で死角になってたところに、立派なバンブーロッドがたてかけられていた。

松山「な、何でこんなところに釣具が? おっ……」

無造作に握ると、心地よい感触が掌から体全体に浸透し、自然と釣りをする構えを取っていた。
あわてて姿勢を正して、松山は釣竿をまじまじと見る。

松山「(ま、まるでゴールデンボールみたいだな……ん、これには金細工が施されてるぞ?)」

光ってたのはコレのせい?
何にせよ極上の仕事で造られた、釣り好きなら魅入られる魔性を帯びたかのような逸品だった。
釣りに凝ってない松山には、一般の流通品と変わりなかったが。

松山「どうしようか……移動するにも持って帰るにも邪魔になるだけだしな、元に戻しt」
???「おおッ!? それはーーーまさか! 伝説の細工師カラマツ翁の作品じゃな!?」

いつの間にか近くにいかにもな老人、達観した好々爺がいた。
だが今はどうやら完全に竿に魅入られてるらしく、強引に松山の手から奪ってしまう。



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