キャプテン松山31

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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

キャプテン松山31

[65]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2013/10/11(金) 00:09:28 ID:???

E　守矢ミラクルズ
F　博麗連合

熱気が伝播し、静かにだが盛り上がる場内に伝わったのは、クジを引く順番だった。
最初に引くのは紅魔カップを制した守矢ミラクルズ、次いで準優勝の紅魔スカーレット。
永遠亭ルナティックスと続き、その後は新規参加ながら妖々夢を母体とする博麗連合。
知識と歴史と鋼鉄チーム、夢幻と魔砲チーム、花映塚……トラウム・アドラーズは最後だった。

松山「(俺たち、最後か。実績もない知名度もない顔ぶれが多いから総合的に判断されたんだろうな。
　　　だけど、さとりさん結構序列拘りそうだし、気にしないといいんだが)」
さとり「(丸聴こえですが、別に気にしていません、気にしてません……)」

守矢ミラクルズのキャプテン東風谷早苗が、優勝チームの重圧を感じさせない足取りで階段を上がる。
差し出されたボックスから、一枚のクジを掴み、コルネットに見せた。

コルネット「ふむ、Ａの１。前回優勝チームにして数字もトップバッターとは幸先いいですな」

河童の技術によるものか、スクリーンが浮かび上がり、グループ表Aの左上に守矢の名が刻まれる。

松山「(東風谷さんはグループＡか。俺たちがBになったら戦えないかもしれないんだな……)」

二通りの意味で出発点であり、離脱しても強い因縁が渦巻いている早苗率いる守矢ミラクルズ。
早苗以外でも、サッカー選手としては競い合いたいフライハイトに、カペロマンの存在が心を揺さぶる
勝ち目云々ではなく、純粋に戦いたい気持ちを込めて松山は祈っていた。

松山「(総当りのグループ戦なら、一緒の組になるだけで対戦は約束されるんだが……)」

そして次なるは、レミリア・スカーレット。不敵にも飛翔し靴を鳴らして着地し、無言でクジを掴む。
スパッとコルネットの胸元……ではなく身長差から、出っ張ったおなかにブニョンとめり込ませた。
しばらくあちらこちらで失笑が置き、ガー！とレミリアが吠えて収まるのを見計らってから。

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