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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[148]森末(仮):2013/10/14(月) 00:04:36 ID:???
>★ふらのを偵察→ スペード2 ★
>次藤「さて、それじゃふらのの試合ぶりを見せてもらうタイ」 佐野「そうですね」 比良都の2人だ!
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この会場に残り、ふらのの試合を観戦する事に決めた者達。
その中には比良戸中のキャプテン、次藤洋とその次藤に懐く佐野満もまた入っていた。

次藤「特にあの板野……あいつのシュートば見とかないかんとね」
佐野「そうですね!」

次藤がサッカーの情熱を燃やし始めたのは、あの板野の強烈なシュートを見たからである。
果たして板野がこの1年でどこまで力をつけたのか、自分の期待通りなのか、それともそれ以上なのか。
王者・南葛ではなく板野の偵察をしようと彼が考えるのはごく自然な現象であった。

藤沢「(あの凄い訛りの人……板野くんの話してた? 松山くんの方が素敵なのに……)」
町田「ほら美子、どこ向いてるの? 応援するわよ!」
藤沢「え、ええ」

ふらの中マネージャーの2人がそんな次藤らの近くで観戦をする一方、
観客席の丁度反対側の上段……あまり人が来ない目立たぬ位置では、
2人の大人が試合開始の時を待ちつつ密やかな声で話をしていた。

片桐「見上さんは南葛ではなく、この試合を見に来ましたか……やはり松山を見に?」
見上「それもある……が、君に勧められた板野という少年も見ておきたくてね」

その2人とは、この夏地方大会が始まると同時に各地を転々と飛び回りながら、
この世代のサッカー少年たちの情報を集めてきた片桐。
もう一方は先頃全日本Jrユースの監督に就任し、西ドイツへの研修から日本へと再び戻ってきた見上である。


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0ch BBS 2007-01-24