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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[32]森末(仮):2013/10/10(木) 23:00:30 ID:???
新田が悩む中でも、時計の針は進み続ける。
新田に頼り続ける単調な攻撃は何度も防ぎ続けられ、試合の殆どは南葛が大友ゴールを襲う形で進んでいった。
だが、やはりどの攻撃パターンを試してみても、中山が不動の姿勢で守るゴールを破る事は出来ない。

滝「(やな感じだぜ……攻め続けても点が入らないってのは。
   山森も今は頑張ってくれてるが、いつ抜かれるかわからねぇ……そろそろハーフタイム、先取点を上げておきたい所だが)」
井沢「…………」
滝「(ん? 井沢が上がってきた? ……よし、わかった!)そらっ!!」

バコッ!

サイドを駆けながら、どうやって得点をしたものかと悩む滝。
ちらりと中央に視線を向けると、つい先ほどまでは下がり目の位置にいた井沢がゴール前へと駆け込んできており、
一見すれば焦れた井沢が自慢のヘディングでゴールを狙いたがっているようにも見える。
しかし、小学生時代からの長い付き合いである滝は瞬時に井沢の考えを把握し、センタリングを上げた。

実況「滝くん、再びセンタリングを上げたァ! そしてゴール前にはキャプテン、井沢くんが駆けあがってきている!
   これは井沢くん、自慢のジャンプ力を生かしたヘディングで先取点を狙うか!?」

中山「(井沢が上がってきたならありがたい! ここを防いで、俺も攻撃に参加だ!!)」
井沢「(よし、かかってくれた!)」

バッ! ババッ!!

そして、このボールに向けて井沢と中山は同時に飛び上がる。
中山が攻撃参加が出来なかった理由の最大の要因は、この井沢が下がり目の位置にいた事である。
自力では自分の方が優勢だと彼は思っていたが、それでも万が一……、
奪われてしまった時の事を考えるととても飛び出せはしなかった。
だが、井沢がいなくなった中盤ならば、中山にかかればフリーパス同然である。
ここを防ぎ、カウンターを決めて前半を折り返す、中山はそう思っていたのだが……。


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0ch BBS 2007-01-24