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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[358]森末(仮):2013/10/18(金) 23:12:49 ID:???
中西「(ようやった、早田……あの板野のマグナムシュート、それに松山の北国シュート。
    打たれたら終いなミドルシューター達を相手に2点差やったら上出来やろ。
    お前は大阪の誇りやで)」

そしてこの光景を感慨深げに見ていたのは大阪府大会、
東一中に敗れ全国出場を果たせなかった難波中の主将――日本におけるNo.2キーパーと言われる中西である。
彼は全国大会には出場を出来なかったものの、自分を破った東一中と去年辛酸を舐めさせられたふらの中学。
自分にとって因縁のある両チームの試合を一目見ようと、この埼玉・大宮サッカー場に足を運んでいたのだ。

片桐「中西くんだね?」
中西「へっ? ……誰でっか、あんさん?」

そんな中西に突然声をかけたのは、近くで観戦をしていたサッカー協会役員――片桐である。
この暑い中サングラスに背広というなんとも怪しい恰好をした人物に声をかけられ中西は少し警戒をするも、
すぐに片桐が名刺を差し出すとその警戒も解く。

中西「サッカー協会の偉いさんでっか。 それで、ワイに何の用で?」
片桐「君も聞いているだろう、この大会が終わった後、
   全国大会の選手たちを選考し日本代表Jrユースを作り上げ、世界へ進出するという話を」
中西「はぁ……せやけどワイには関係ない話でっしゃろ。 ワイは府大会で負けてますし……」
見上「必ずしも、全国大会で出ていない選手は招集しないという訳ではない」
中西「……えーと、あんさんは?」
片桐「こちらはその全日本Jrユースの監督を務める事となる見上辰夫さんだ。
   このたび、ヨーロッパへのコーチ業の研修から戻り今大会の選手たちを視察する為に足を運んでもらっている
中西「か、監督さんでっか!?」

いきなり日本サッカー協会のお偉いさん2人と出くわしてしまった事に中西は驚愕をし、
その巨体を揺すりながら落ち着かない様子を見せる。


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0ch BBS 2007-01-24