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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[366]森末(仮):2013/10/19(土) 00:48:37 ID:???
こうして試合を終えたふらの中学は、疲れた体を休める為にと早々に宿に戻った。
2回戦で当たるであろう錦が丘は明日に試合が組まれており、偵察する中学は殆ど無い。
板野も仲間たちと共に疲弊した体を癒す。

板野「ところで明日は試合が無いけど、俺達はどうするの?」
松山「近くの学校を借りて練習だ。 俺は一応2回戦で当たるだろうチームの偵察に行ってくるけどな」
板野「ふーん(短期間での練習だと成果は出そうにないなぁ……)」

次の日からの予定を聞きつつゆっくりと過ごし、時刻は夜。
夕食を終えた板野はそういえば、と思い返す。

板野「(森末に一応今日の結果を報告しておこうかな?)」

自分の荷物に紛れてこの埼玉までやってきてしまった、キャプテン森崎の精霊――森末。
しばらくはこの付近に身を隠していると言っていたが、
やはりその無事をこの目で確認をしなければ不安はあり、今日の試合の事を報告しておきたいという気持ちもあった。
早速板野は人目を避けて外に出ると、頭の中で森末を呼び出す。
すると近くにいたのか森末は茂みからひょっこりと顔を出し、2人は宿舎の裏手へと回る。

森末「やぁ久しぶりだね、板野。 今日試合だったみたいだけど、どうだった?」
板野「うん、勿論勝ったよ! 俺もマグナムシュートを初めて全国大会でお披露目出来たしね!」
森末「それはよかった、ハットトリックくらいはしたのかな?」
板野「いや……それは出来なかったよ。 やっぱり早田は強いね……。
   シュートに対して無力かなと思ったけど、ボレーシュートを弾かれちゃった」
森末「……早田? ちょっと待って、板野。 君、東一中と対戦したのかい?」
板野「? そうだよ?」
森末「………………」


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