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1- レス

【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[42]森末(仮):2013/10/11(金) 00:36:44 ID:???
そして4回目のロングパスが、キャプテンである中山から新田へと送られた。
ここまでに既に3回、攻撃の芽を自分の手で摘んでしまっているという自覚は当然新田にもあった。
まだ自分には難しいのではないか、それよりもやはりトラップをして山森達を抜いた方がいいのではないか、そんな迷いもあった。
だが、キャプテンである中山はその事には一切触れず、もう一度挑戦をしろと行動で示してくれた。

ダダダダダダダダダッ!!

新田「(これに応えなきゃ男じゃないぜ! 中山さんのパスは正確そのもの!
    素直に逆らわず、神経を研ぎ澄まして……)
    いくぜ南葛! これが俺の……ノートラップランニングボレー隼シュートだァッ!!」

シュパァァンッ! バシィィィイイイイイイイイインッ!!

中山「(完璧なフォームだ!!)」
高杉「うっ……」
山森「ま、間に合わない!」
石崎「早い!?」
剛田「ああ……」

これに新田は燃え、結果で応えた。
中山からのパスが他の者達からのものに比べて正確だったというのもあるだろう。
しかし、それを加味しても、ぶっつけ本番でこの高難易度の離れ業をやってのけたのである。

持ち前のスピードをボールに加え、更に全力で振り抜きゴールを射抜く隼ボレー。
そのあまりの鋭さ、あまりの速度を前に南葛守備陣は全く反応も出来ず。
ボールは無情にもゴールネットへと突き刺さったのだった。

ピピィーッ!!

南葛中学 1−1 大友中学


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