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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[486]森末(仮):2013/10/22(火) 00:03:46 ID:???
この一連のプレイを見て、観客たちは度肝を抜かれていた。
小学生時代から全国区のプレイヤーとして名の知れていた立花兄弟。

それが、同じく全国区の学校であるふらのの一員であるとはいえ、
去年から加入をしたという新参である板野住明――『マグナムシュート』という必殺のシュートを持つという情報だけは出ていたが、
それでもまだまだ知名度は低い選手が立花兄弟を抑え込んだとあって、どよめく。

和夫「い、いてて……お、俺達のトライアングルシュートが……」
政夫「和夫、大丈夫なら立て! 戻るんだ!」
和夫「えっ?」

松山「(板野はこれを考えていたのか!)ナイスプレイ、板野! 加藤、ボールを出せ! カウンターだッ!!」
加藤「は、はい!」

バコーンッ!!

だが、そんな中でも試合は当然ながら止まっていない。
ゴールキックになっていたのならばともかく、未だプレイは続いたままである。
立花兄弟が上がり切った事により花輪の守備は殆ど残っておらず、絶好のカウンターチャンス。
政夫が和夫の怪我の有無を心配する中、それでも戻り始め……。
それを見ながら松山はボールを確保していた加藤にボールを要求。
ふらののカウンターアタックが始まる。

実況「これはふらの、チャンス! 少し攻勢に出ていた花輪、守備隊形が整っていません!
   ボールは松山くんへと綺麗に渡りました! このチャンスをなんとかものにしたいぞ、ふらの!」

松山「(カウンターを成功させるなら、とにかく前へとボールを流していくんだ!
    板野はゴール前にいてあいつを待ってちゃカウンターの意味がない! ならここは……)小田!」
小田「は、はいぃ!」
玉井「立花兄弟のトライアングルシュートが……え、ええい、落ち込んでられるか!」


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