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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[49]森末(仮):2013/10/11(金) 01:48:46 ID:???
実況「試合終了! 南葛、試合終了間際ギリギリの時間帯で勝ち越し点を挙げ……そして試合終了の笛が鳴りました!
   これで南葛中学、3年連続県大会制覇! 全国大会への切符を手に入れた!
   大友中学も新田くん、中山くんの活躍があり健闘しましたが……残念ながら全国には一歩手が届きませんでした!」

滝「よーし! 全国大会出場だァ!」
来生「ちぇっ、おいしい所持っていきやがって!」
滝「まぁまぁ、お前が弾かせてあいつの体勢を崩してたからだって(とでも言っておけば機嫌治るだろ)」
来生「ふふふ、まあな! 流石俺の相棒、よくわかっている!」
岩見「(相変わらずの間抜けだが……こいつの力無しに全国優勝は難しいからなぁ)」
長野「後半はすっかり消えちゃってたなぁ……」
石崎「何言ってんだ、長野! 先取点のアシスト決めた癖に!」
高杉「(俺達いいところなんてまるでなかったからなぁ……)」
井沢「(なんとか勝てたか……最後の新田のシュートが決まってたら結果は逆だったんだろうな)」

新田「すみません先輩たち……俺が最後のシュートを決めていれば……」
浦辺「……気にするんじゃねぇよ。 どうしても隅を狙おうとすりゃ、ポストに当たっちまう事もあるさ」
中山「ああ、そうだ。 それにお前たちには来年がある。 来年こそ、お前たちが全国に出場……。
   そして優勝旗を大友中に持って帰ってきてくれ!」
一条「はい!」
中山「(結局、全国に足を踏み入れる事はなかったか……無念だ)」

試合が終わり、フィールドでは勝者が勝利の美酒に酔い、敗者が無惨にも地に伏せる。
非情なスポーツという世界の中ではしばしば見受けられるこの天国と地獄。
その中心にいながら、世代最強DFと言われながらも全国へと出場した事のなかった男――中山政男。
彼は涙を流さず、ただ強く拳を握りしめて無念さを堪えながら後輩たちにただ笑みを見せた。

中山「(俺の夏は……これで終わりだ)」


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0ch BBS 2007-01-24