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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】
[542]森末(仮):2013/10/23(水) 00:39:59 ID:???
しかし、付き合いの古さにおいて立花兄弟に匹敵する者はいなかった。
何せ彼らは双子の兄弟、この世に生を受けたその時から共に育ってきたのである。
既に互いの考えている事、動きは完璧に把握しており、
更にその先――相手を生かす為のプレーをもこなす事が可能となっている。
ショートパスからの華麗なドリブル突破、サイドへ流れてのロングパス。
そしてお互いのポジションチェンジにボールのスイッチ。
目にも留まらぬ早業で次々にボールを操る様は正に変幻自在であり、ふらのの守備陣はあっさりと崩壊。
松山「く、くそ! 抜かせてたまるか!」
政夫「松山、お前たちのチームプレーは確かに凄いかもしれねぇ!」
和夫「でも、コンビプレーなら俺達がこの日本でNo.1なんだよ! そいつを今から証明してやる!」
パシィンッ!
小野「ナイスパス、政夫!」
松山「し、しまった!」
唯一、彼らのコンビプレーについていけていた松山も、
その強烈なスライディングタックルでボールを奪う前に政夫はサイドから上がってきていた小野へと再びパスを送った。
政夫の言うようにチームプレーならばふらのの方が一枚も二枚も上手だろう。
だが、コンビプレーならば……間違いなく彼らこそが日本で最強。
その事を証明するかのような鋭い速攻であった。
板野「(……やばい、一歩も動けなかった)」
なお、主人公である筈の板野はあまりのパスワークの鋭さに一歩も動けなかったという。
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0ch BBS 2007-01-24