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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[558]森末(仮):2013/10/23(水) 01:29:50 ID:???
和夫「へへへ、歓声が気持ちいいぜ!」
政夫「やっぱサッカーは派手じゃないとな!」

これに気を良くするのは立花兄弟である。
元来陽気で調子に乗りやすく、目立ちたがり屋な彼ら。
そんな彼らがこれだけの拍手を受けて喜ばない筈はなく、ガッツポーズを取って歓声にこたえてみせる。

加藤「ぐ、ぐぅ……(あんなシュートふせげねぇって……)」
松山「スカイラブハリケーン……凄い技だ……」

逆に一気にムードをよくする花輪中学とは対照的に、
ふらのは先取点を取ってから僅か5分も経たぬ内に同点に追いつかれた事で気落ちをする。
板野のマグナムシュート、松山の北国シュートと必殺シュートには見慣れている彼らであるが、
立花兄弟のスカイラブハリケーンはそれらとは別ベクトルで突き抜けたシュート。
その派手さは相手に強烈なインパクトを与え、ふらの守備陣はどうやって防げばいいんだと頭を抱える。

板野「(……まぁ、あれだけの技だもん。 インパクトあるよなぁ……)」
本田「な、なぁ板野……」
板野「え?」
本田「あれを防ぐ方法は無いのか? さっきみたいにポストを蹴るみたいな感じでさ」
松山「………………」

そんなふらのメンバーの心中を察しながら、板野は未だに生スカイラブの感激に浸っていたのだが、
ここで途方に暮れていたDFの1人、本田は板野にスカイラブハリケーンの防ぎ方を知らないかと問われる。
つい先ほど、トライアングルシュート破りを見せた板野。
もしかしたら、このスカイラブハリケーンを防ぐ術も見つけているかもしれないという淡い期待が彼らにはあり、
松山はその様子をじっと見つめながら板野が口を開くのを待っている。

板野「(スカイラブハリケーンを防ぐ方法、防ぐ方法……)」


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0ch BBS 2007-01-24