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1- レス

【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[693]森末(仮):2013/10/25(金) 01:12:23 ID:???
右側に政夫が立ち、左側に和夫が立ち。
共に合わせ鏡になるようにしながら、飛んでくるボールに向けて互いに足を振りかぶる。

松山「なっ……!?」

実況「こ、これは……!? 立花くんたち、なんと2人がかりで……2人で同時にシュートに行く!
   なんという発想! なんという着想!
   スカイラブハリケーン同様、奇抜な技で魅せます! しかし、これは効果があるのかァ!?」

政夫「(そう、2人同時にシュートを打つ……言ってみればシンプルで、単純な話に見える)」
和夫「(だけどこれは2人が同じタイミングで、殆ど同じ力で蹴らなければ意味がないんだ!
    そうする事でボールは双方からの力で強烈にブレながら、ゴールに向かう! これが俺達の……)」

政夫「ツゥイン!」                  和夫「シュートだァッ!!」

バギュウンッ!! ブワワワワワワワァァァアアアアアアッ!!

加藤「あ、え、へ、ええぇえええええっ!?」

バシュウッ! ピピィーッ!!

それは全くの偶然。
ある日練習中、政夫と和夫、両者の間にミスで飛んでしまったボールに両者が同時にシュートを打ちに行ったときに生まれたシュート。
その時に生まれた強烈な威力と、ぶれてゴールに向かう軌道を見て立花兄弟はこれは大きな武器になると考え、完成させた。
板野が知る世界では大空翼と岬太郎というゴールデンコンビが得意としていたその技。
『ツインシュート』はこの世界では立花兄弟が偶然の産物で産み出し、そしてゴールネットを揺らした。
あまりの変態的な軌道に加藤は一歩も動けず、立花兄弟は一矢報いる事が出来たと少しだけ気が晴れる思いをしつつ。
得点を告げる笛と、試合終了を告げる笛を聞いていたのだった。

ふらの 7−3 花輪


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0ch BBS 2007-01-24