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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[80]森末(仮):2013/10/12(土) 01:15:44 ID:???
後半開始からの完全なる武蔵優勢の空気を感じ、分が悪いと判断した東邦監督北詰は作戦を変更。
オフサイドトラップに何度も引っかかり、ゴールを上げる事が出来なかった反町を下げ、
沢田、小池と共に三杉を封じる為にマークにつかせた。

三杉「(だけど反町が下がったという事は、それだけこちらが攻撃に割ける人数が増えたという事だ。
    これで一気に攻める事が出来る……!)」

そして、北詰の作戦は裏目に出た。
三杉の考えていたように攻撃に割ける人数が増えた武蔵は更に攻撃を激化させ、
逆に三杉に主力3人がマークにつき戦力が低下している東邦はこれの対処に苦慮。
結果、3人相手でも難なくボールを受け取った三杉がごぼう抜きにし、若島津との一対一からゴールを上げる。
ここまで時間にして僅か12分。
誰がどう見ても流れが武蔵にある中で、点差は僅か1点にまで縮まってしまっていたのだった。

若島津「くっ……くそぉっ!!(2失点……12分で2失点だと!?)」
反町「(嫌な流れだな……もう一度引き離したいけど、監督の指示は三杉マークだし……)」
沢田「(や、やっぱり僕なんかじゃ話にならない……)」
小池「(ふ、やるな三杉……!)」
三杉「(このペースなら逆転は十分可能だ。
    いけるぞ……中学に上がって2年間、リハビリに耐えてきたのは全て全国大会に出場……。
    そして、優勝する為だったんだ! 僕は勝てる……!)」

片桐「(三杉……心臓病が無ければ、間違いなくこの世代最高のプレイヤーになっていただろう。
    そして、そのハンデがあっても今なおお前は勝とうとしている……。
    それほどまでの逸材か……)」

まだ1点リードしている筈なのに、既に追い込まれたかのような気持ちになる東邦メンバー。
それほどまでの印象を植え付けた三杉は、逆転の為にと残り15分フルに動き回るのだが……。

三杉「(はぁっ、はぁっ……まだ30分戦ってないのに……少し動きすぎたか? でも、あと少し……!)」


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