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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[858]森末(仮):2013/10/27(日) 23:42:27 ID:???
実況「き……決まった……。 決まりました! ふらの、先取点!!
   なんというゴールでしょう、板野くん、
   一度は防がれたかと思われたマグナムシュートでしたが、勢いは完全に死んではいなかった!
   巨漢、次藤くんすらもなぎ倒し、無人となった比良戸ゴールへとボールは吸いこまれてしまいました!!

   しかし、次藤くんも今大会、一度も外れた事はないというマグナムシュートを受けて一度は止めるという大健闘!
   惜しくも一歩及びませんでしたが、少し不運に見舞われたという形でしょうか!」

ざわ…… ざわ……

観客「す、すげぇ! あんなデカい体の奴も倒しちまった!」「いや、逆だ! マグナムシュートを止めたアイツが凄いんだ!」
  「どっちにしたって、常識外れだぜ!」

反町「う、うわ……8人も吹き飛ばしちまったぞ……(一体どんな身体能力なんだ……)」
沢田「ひえぇ……(こ、怖いよう……)」
若島津「(あれでこそ止めがいがあるというものだ)」

石崎「は、はは……俺、ブロック行ったら顔潰れねーかな?」
来生「お前元から潰れてんじゃん」
石崎「にゃにい!?」
高杉「(……俺と石崎であれを止めるのか。 ……あれを止めるのか)」

このふらのの得点劇……板野のシュート、次藤のブロックを受けて観客たちが受けた衝撃は様々である。
今大会、ここまで止められた事のないマグナムシュートが危うく次藤に止められてしまいそうになった、という事実。
その次藤の巨体をもってしても尚、威力を完全に殺されはしなかったという板野のシュートに対する事実。
いずれにせよ、これが本当に中学生のサッカーの試合なのか。
そういった感想を抱いてしまう観客たちが、大多数を占めていた。


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