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【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[889]森末(仮):2013/10/28(月) 23:42:22 ID:???
佐野「ケケケケ、あんたと勝負をするつもりはないんだよ!」
松山「なにィ!?」
佐野「そーらっ!!」

バコーンッ!!

松山が躍起になって迫ってくる中、佐野は怪しい笑みを浮かべたままその右足を振りかぶり、
一気にボールをふらのゴール前へとフィードをした。
当然、予想外の行動に出られた松山は思わず立ちすくみ、
ふらのメンバーも目を点にしながら山なりとなって上がるボールを見送る。

実況「おっと、これはどうしたのでしょう? 佐野くん、突然ボールをふらのゴール前へと蹴り込みました!
   しかしFWの姫路くんをはじめ、比良戸メンバーは誰も前線に集まっていません! 合せる人がいないぞ!?」

弥生「……松山くんが怖くて思わずボールを蹴っちゃったのかしら?」
藤沢「松山くんが怖いなんてとんでもないわ! あんなに格好いいのに……」
三杉「(何だこの子は……?)」
町田「ごめんなさい、気にしないで下さいね……ちょっと恋する乙女が行きすぎてる所があるの」

松山「(なんにせよ助かったか……)みんな、慌てず落下点に入れ!
   そのままキープしてもう一度俺達の攻撃といこう!」
佐瀬「オッケー……えっ!?」

ダカダカダカダカッ!!

次藤「フッ、ようやったタイ、佐野!」
松田「なっ……なんで次藤がここに!?」

そして、トラップする事が難しくも無さそうなボールに向けてふらのDF陣が下がってボールを受けようとする最中、
彼らは聞き、そして見た。
先ほどまで治療を受けていた比良戸キャプテン、次藤洋が豪快な足音を立ててゴール前まで急接近してくる姿と、その音を。


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0ch BBS 2007-01-24