※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【頂天への】俺inキャプ森2【道程】


[94]森末(仮):2013/10/13(日) 00:33:36 ID:???
慌てる東邦学園の良心・反町はとにかく誰か大人に報告をした方がいいのではと進言をするも、
監督である北詰の性格を考えればそれは良策とは到底思えず、この道は断念する。

若島津「それに話が広まれば色々と問題になるだろう。 吉良監督は俺の師匠でもある。
    とばっちりで俺にまで被害がかかるかもしれん」
反町「うっ……で、でもどうすればいいんだ……?」
若島津「なんとか俺達で誤魔化すしかないだろう……そうだな、祖母が急に危篤になったから帰ったとか……」
小池「それなら流石に監督でも怒らないだろ。 連絡してなかったって事を怒るかもしれないけど……」
若島津「まあ俺達が言伝を頼まれていた、とでもすれば問題ないだろう。
    よし、それじゃあお前たち、口裏を合わせろよ」
反町「(いいのかなぁ……?)」

結論として、東邦メンバーは沢田は吉良に連れ去られて失踪をしたのではなく、
祖母が危篤となり急に実家に帰ったという話にして誤魔化そうとした。
キャプテンである小池が代表をして北詰にそう話すと、
北詰は一瞬監督である自分に直接言わなかった事を不満そうに表情を変化させるも、
まだ中学1年――しかも親族の一大事とあればそれも仕方ないかと態度を軟化させ、納得してみせた。

北詰「……まぁ、仕方ないだろう。 そうだな、そうすると後で沢田の実家にお悔やみの電話でもせねばならんか」
反町「い、いえ! それはその……」
若島津「タケシの家は親戚が多いんで、葬式の場では多分家の人が忙しいと思います。
    お悔やみの電話をするのは逆に迷惑になるかと思いますが……」
北詰「……しかし礼儀的にだな」
若島津「礼儀にかまけて相手の迷惑となるのは本末転倒だと思います。
    祖母が倒れて参っているタケシの家に、必要以上に負担をかける事もないでしょう」
北詰「………………。 まあ、こういう事はデリケートな問題だしな」
若島津「(ホッ……)」

こうして各地で様々な動きがありつつ、いよいよ全国大会が幕を開く。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24