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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[112]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/14(月) 18:26:22 ID:/vo7YqS+
★紅魔館の様子→ ダイヤ9 ★
ダイヤ・ハート・スペード→大丈夫! 問題無くパチュリーに面会出来るぞ!

――結論から言うと、鈴仙の心配は全くの杞憂に終わった。

美鈴「面会謝絶? はて、そんな話は全く聞いておりませんけど…」

鈴仙「えっ、良いんでしょうかそれは……。 だって、私達って一応次の対戦相手になるんだし……」

美鈴の何時も通りの牧歌的な対応に、鈴仙は驚き目を丸くする。
そんな鈴仙を見て、美鈴は訳知り顔で頷いて、

美鈴「お嬢様は、そんな事を気にするお方ではありませんよ。
咲夜さんやパチュリー様がどう仰るかは分かりませんけど、
少なくともそこまで大げさな事をやったりはしないと思います」

鈴仙「(――つまりは、多少の探りを入れられても勝てる自信がある、って訳ね…。
流石、幻想郷きっての名門チーム、懐が広いわ)」

鈴仙は美鈴の説明に納得しつつも、
やはりそれを許す相手チームの底知れぬ脅威を感じざるを得ない。
しかし、とりあえず第一の関門は通ったと鈴仙は安堵して……

慧音「やあ、…どうやらその表情を見ると、大丈夫だったみたいだな」

妹紅「今日は宜しくね、鈴仙!」

慧音と妹紅の一行が、鈴仙のすぐ後ろから駆け寄って来る。
どうやら、慧音の方も問題なく妹紅と合流出来たようである。

美鈴「それでは、パチュリー様に宜しく伝えておいて下さいね〜…ぐぅ」


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