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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[141]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/14(月) 22:57:42 ID:/vo7YqS+
★もこたんの学習結果→ ダイヤ10 ★
ダイヤ・ハート→「いやぁ、良かった! 私、これからSBも頑張ってみる!」

慧音「も、妹紅……!」

妹紅の明るく、しかし意思の籠った返答に慧音は思わず目を潤ませる。
あの頑固な妹紅が、ようやく意図を理解してくれた。
妹紅と最も近い位置にて、数か月越しの苦労をしていた慧音だからこそ、
その喜びは、鈴仙の比では無かった。

鈴仙「(妹紅…慧音さん……! ああ、本当に良かった…!
これで、ポジションがどうなってもその事で爆発! …って事にはならなさそう。
パチュリーさん、ほんっとうにありがとうございます…!)」

とはいえ鈴仙も、実際に輝夜と妹紅の喧嘩の中心に放り込まれた経験がある身。
今日の行動の余りの実りの多さに、鈴仙もまた涙を流す。

妹紅「…っていうか、私が意地張ってたせいで、慧音と鈴仙に迷惑かけちゃってたわね。
本当に――ごめん」

慧音「いいんだよ、妹紅。 上手く伝えられない私も悪かった」

妹紅「……本当は、今日講義を受ける前からも、
「永琳は、本当に輝夜の差し金で私をSBにしたのか?」って疑問に思っていて。
それで、今日の講義で確信したんだ。
永琳は、私の能力的適性を見込んで私をSBに任命したんだなって」

鈴仙「そうよ、妹紅! 幾ら姫様の命令と言えども、
師匠が無茶な事ばっかりする訳が――(ボソ)あるかもしんないけど」


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