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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[173]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 22:19:45 ID:yIe2MA1A
★ランダムイベント→ クラブK ★
クラブ8〜K→薬売りのお仕事だ!

永琳「イナバ、ちょっと話が」

鈴仙は廊下の曲がり角にて永琳に呼びとめられ、研究室へと入れられる。
その時の永琳の表情は怒っているようにも、呆れているようにも見えない。

鈴仙「(何かシリアスな表情ね…。 何か問題でも起きたのかしら?)
――あの、師匠? 何か異変でも起きたのでしょうか?」

その様子を察知した鈴仙は、研究室内にて永琳に呼びかける。
永琳は一瞬強張っていたが、そのすぐ後にふう、と軽くため息を吐き、

永琳「そう言われれば、そうかもね。 …ほら、御覧なさいウドンゲ」

永琳は鈴仙に、壁に掛かっている一つのグラフを見るよう指示する。

鈴仙「? 何か新しい実験のデータでしょうか……?」

そのグラフは、単純な棒グラフであるようで、10本くらいの直線が引かれている。
そのそれぞれが、若干の大小による差異はあるものの並立している中…

鈴仙「――あっ! 師匠。 この一本だけ異常に値が低い線が問題なんですね!」

鈴仙はその中に一本、惨めに地を這う直線を見つけ、永琳に問いかける。
永琳が静かに頷いたのを見て、鈴仙は。

鈴仙「(きっとこれは何かの計測結果で、この内の1本のサンプルに突然変異が起きて――。
って感じね。 そして私が今までに培った薬学の知識を駆使して、師匠のお役に立つ、と! くぅぅ…。 私、評価されてるよぉ……)」

と、都合の良い展開を妄想するが―――。


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