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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[189]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/15(火) 23:50:18 ID:yIe2MA1A
何となく打ち解けた気持ちになった鈴仙は、思い切ってこの女性に
今日の一連の流れを打ち明ける事にした。
永琳に薬をノルマ以上売るよう命令された事、だけどダメダメだった事、
自分の後輩ウサギ達の方が自分よりも何倍も上手く商売していた事など…。
その全てを鈴仙のファンは親身になって聞いてくれた。

そして……彼女はなんと、鈴仙にとって思いもかけない提案をしてくれる。

鈴仙のファン「ふうん、そうなんだ…。 ――じゃあうどんちゃん、私がお薬買ってあげるね!」

鈴仙「え…ええっ!? でも……!」

鈴仙のファン「いつもうどんちゃんに励まされてるし、これはお礼よ。
だから、もしも申し訳ないって思うんだったら、次の試合でも、絶対活躍してね!」

鈴仙のファンは何と、鈴仙の為にノルマ、いや――それ以上に大量の薬を購入してくれた。
後で彼女は、人里でもそこそこ名の通った名家の娘らしく、
裕福な生活をしているから大丈夫だ、と釈明してくれたが……それでも、鈴仙は非常に嬉しく思う。
こうして、自分の為に私財を投げ打ってくれる人物が存在する事に。

鈴仙「(ううっ…! やっぱり、見てくれる人は見てくれるのね……! 今まで生きてて良かった…!)」

そして鈴仙は……何とか笑顔で永遠亭に戻る事が出来た。
目標以上の売り上げを見せた事で、永琳の機嫌も元通りになり一件落着。

鈴仙「(今度、お礼しに行きたいなぁ…。 あの子、どこの家の子なんだろ?)」

そして鈴仙は、ファンという存在のありがたみに改めて触れる良い機会を得て、
終始ほっこりとした表情をキープしていた。

*所持金が増えました。10710→11610
*鈴仙がファンの女の子と仲良くなりました。彼女がこれから物語に絡むかは未定です。


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