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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[237]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/18(金) 00:00:11 ID:2as95hVM
クラブA→『ふわたり手形』だ…

鈴仙「やったわ! 見て中山さん! この小切手、百万円って書いてあるわ!!
これで私、師匠の元を離れて一生遊んで暮らせる!!」

中山「(一生遊んで暮らせるかは置いといて……)な――なんだって!?」

鈴仙は様々なガラクタの中から、『百万円』と書いた紙切れを見つける。
鈴仙はこれを小切手と認識し、つまりこれがあれば銀行から百万円を貰える!
――と、息まいていたのだが……。

中山「お、俺にも見せてくれ、鈴仙さん!」

鈴仙「い、いいけど! 絶対に落としたりしないでねっ!?」

興奮した鈴仙から、その『小切手』を受け取った中山。
彼もまた、最初は鈴仙のように興奮していたのだが…。
その興奮はたちまちに立ち消え、スッと蒼ざめた表情になり、
何も言わずに『それ』を鈴仙に返す。

鈴仙「――? もう良いの、中山さん?」

中山「………いいか、落ち着いて聞いてくれ、鈴仙さん。 それは小切手じゃない。
――『不渡り手形』という物なんだ……!」

――そして、キョトンとしていた鈴仙に対して、中山はこんこんと小切手と手形の違いを。
更には手形が不渡りとなる事のデメリットの内容を話し始める。
元々勉強が得意で飲みこみの早い鈴仙は、ただちにその『不渡り手形』の概要を理解して……。


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