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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[248]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/19(土) 21:16:10 ID:???
こんばんは。予告より遅くなりましたが更新を始めて行きます!
>>246
タッグで来たら強敵ですね。 ですが…?
>>247
鈴仙が割と単純だったのか、中山さんがやはり凄かったのか、それとも両方か…。
そこらへんの解釈はお任せしておりますw
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★第2戦目の相手は!?→ スペード2 ★
スペード→射命丸「やれやれ……号外記事を書きまくるのも疲れるわね〜、っと」

鈴仙「――あっ。 あれは…」

鈴仙と中山が、喧騒と混雑の止まぬ人里の大通りを歩いていた矢先。

射命丸「……げ、アンタ達は」

活発そうな瞳の中に軽蔑の色を籠めた様子で、取材メモを取っていた射命丸文に出くわす。
彼女は鈴仙達一行を見るや、苦々しげな表情を一瞬だけ見せるも……

射命丸「オホン。 あやややや! お二人さんっ! 一体どちらにお向かいでしょうか?
人里のデートスポットについては、是非ともこの清く正しい射命丸にっ!」

と、すぐにその佇まいを何時もの慇懃無礼なそれに変貌させて、
張り付けたような笑みを湛え、鈴仙達に声を掛ける。

鈴仙「――デートじゃない、パトロールよ。 中山さんは……助手的な感じで」

中山「あ、ああ(俺はいつの間にか助手にされていたのか……)」

鈴仙は不快な様子で、中山は複雑な様子でその記者の質問に対応するも、
射命丸は「あやや」とか「ふむふむ」とか頷きつつ手をせわしなく動かし、
自分の手元にあるネタ帳に何やら書き込んでいる様子だった。


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