※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[31]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/12(土) 00:01:40 ID:ao7BawPE
森崎「何度やっても同じだっての。 ……特に、『今の』お前にゃあ俺は倒せねェ。
ブランクだとか、元々の実力差だとか、そんな次元じゃないレベルでな」

そんな中山の夢を聴いて、森崎は――やはり笑う。
まるで中山の全てを知り、そしてその上で嘲笑しているようにすら中山には見えた。

中山「――森崎。 確かにお前は俺以上のバイタリティを持ち自らを成長させて来たようだな。
…だが、それは俺だって同じだ」

森崎「だから、そんな事を言っているんじゃぁ…って。 まあ、言葉で言うまでも無い、か。
――さっさとやろうぜ。 勝負は?」

中山「……ドリブル対タックルだ。 お前は、ドリブルで俺を抜こうとする。
俺は、タックルで今度こそお前からボールを奪い取る。 
あの試合で、俺が全力でプレーしたと断言出来る、最後の瞬間だ」

森崎「OKOK。 んじゃあ、折角の再会祝いだ。 全力でやらせて貰うぜ」

そう言うと森崎は、数十メートル程中山から離れて、ゆっくりとしたタッチからドリブルを開始していく。
そして森崎は―――かつての大友戦の時には無かった、『新たな』力を発動させた。

森崎「ハァアアアアアアア……ッツ!!」

中山「(――ま、まさかこれは…!?)」

気合いを溜める森崎の声と共に、森崎の髪の一房が仄かに金色に輝きだす。
テレビ中継越しでしか森崎のプレーを見ていなかった中山は、
明らかに選手として更に一段格上のプレッシャーを放つ森崎を見、大きく震える。

超モリサキ「森崎? 違うな。 俺は――超モリサキだ!!」

ダダダダダッ! シュウンッ!!


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24