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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[455]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/25(金) 21:43:45 ID:GLMJ9cGs
★チョコバナナの味→ スペード4 ★
スペード・クラブ→佳歩「はいっ! そうですね、鈴仙さま!」普通に元気よく答えた!

鈴仙「(少しだけ返事に時間があったけど…。 もうちょっと遊びたかったのかしら?)
――大丈夫? 佳歩、遊び足りてなかったりしない?」

鈴仙は少しだけ、佳歩の沈黙に違和感を覚えるが…。

佳歩「ううん、大丈夫です! 帰ったら、ウサギBちゃんとかに自慢したりしたいですし!」

鈴仙「ああ…。 確かにあの子だったら、こういうイベントとか好きそうだものね…
(うん! 気のせいみたいね。 良かった良かった…)」

――元気そうな様子を見て、すぐにその疑問を撤回させる。

佳歩「(う…うーん。 鈴仙さま、久しぶりにリフレッシュできたような表情だから、
悩みの相談とかしづらいしなぁ……。 鈴仙さまに重い女って思われたくないし…
それから、それから……)」

鈴仙「あっ、佳歩…! 花火上がってるわよ、花火!」

佳歩「(うん! やっぱり言えないッ!?)――はいっ、鈴仙さま!!」

しかし、その内実は相変わらずの悩みと思考で一杯の佳歩だったのだが…。
それでも、鈴仙や仲間のお陰でそこまで思いつめては居なかったため、
そのあたりは救いだっただろうか。
何はともあれ、鈴仙と佳歩は縁日で、楽しいひと夏の想い出を作ることに成功したのだった。

*佳歩の評価値が上がりました。


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