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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[45]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/10/12(土) 23:59:17 ID:ao7BawPE
こんばんは。凄く遅くなりましたが更新します。
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中山「(……やはり、俺は甘かった…! 森崎は、俺よりも先を進んでいた…!)」

中山にとって、森崎は常に自分の先を進んでいた存在だった。
自分には思いつかないような発想で勝利をもぎ取り、
血のにじむような努力を重ね続けていく森崎に、中山は並び立ちたいと思っていた。

中山「(過去の栄光を取り戻せば。 …いつかきっと俺は森崎に並び立てると思っていた。
だがそれは違った。 ――森崎は、過去の栄光なぞ求めない。 
あいつは、未来の栄光を掴む為に…今まで以上の努力を積み重ねていたんだ)」

森崎「ああん? 珍しく中々絶望的な表情してるじゃねぇか。 お前らしくもない」

森崎は、たとえ相手が中山であっても――いや、森崎が認めた数少ない選手の一人だからこそ、
中山に対して、失望を籠めた語気で追い打ちを掛ける。

中山「…………」

森崎「おいおい、だんまりかよ? ……まあいいさ。 
どうせお前の事だ、これくらい傷めつけといてやった方が丁度良いだろ?」

無言の中山に対して、森崎は冗談半分に嘲笑する。
気心の知れた友人に対してこうも冷酷な態度を取れるのは森崎位だろう。


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