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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[589]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/01(金) 00:00:25 ID:FE6Ud2s6
C:姫様がご飯を作る? そんな事有り得ないわ!

鈴仙「駄目ね。 貴女はウチの姫様をちっとも分かっていない!
――姫様が、ご飯を作って待ってるって言ってたけど!
姫様は超が付くほどのめんどくさがり屋なのよ! そんな事、する訳が無いわ!」

鈴仙は、次におかしいと感じた点――即ち、「輝夜がご飯を作る」という偽永琳の発言に注目した。
鈴仙の知る輝夜は、飯支度のような姫らしからぬ作業を全く嫌う。
それに、いくら鈴仙が留守だったとしてもウサギ達が居るのだ。
それにも関わらず輝夜がご飯を作る事など、天地がひっくり返っても有り得ない。
――と、考えて自信満々に発言したにも関わらず…

永琳?「……姫様が、どうしても自分で作るって言って聞かなかったのよ。
分かるでしょ? 姫はとても気紛れな御方だから」

鈴仙「そ、それでも今日に限ってそんな訳が――」

永琳?「うどんげ」

偽永琳は鈴仙を窘めるように、その発言をも否定する。
何時もと違うイントネーションで鈴仙を呼ぶのが、何となく気に入らなかった。

永琳?「――それじゃあダメね。 さっきの発言と程度が一緒だもの。
幾ら可能性が低い事があったとしても、限りなく低いだけであって。
その可能性を完全に否定する事なんて出来ないでしょう?
選ぶなら、もっと私がやらないような事を、真剣に考えなくっちゃ。
それこそ、漠然としたイメージでも慣習でも無く、八意永琳という人物がまず行わない事であろう事をね」


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