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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[613]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/02(土) 21:44:12 ID:i0dwUgAk
鈴仙「――よし、チャンスよ!」

統率の失われた弾幕を掻い潜り、マミゾウの喉元を狙って狂気の弾丸を撃ち込まんと飛びこむ。しかし―――。

マミゾウ「――阿呆が。 視野が狭すぎるぞ」

バシュウウン! ババババババッ!!!

鈴仙「きゃ、きゃああああああっ!?」

それはマミゾウの仕掛けた罠。倒れ込むフリをする事で、狂気の瞳の影響を最小限に留めた上で、
敢えて隙が生じたかのように弾幕の隙間を開いていた。
そう、鈴仙が好機とみなしてその隙間へと飛びこんでくれるように。

マミゾウ「これだけの弾がありながら、儂に向かって都合よく掻い潜れるだけのスペースが都合よく出来ると思うてか?
――そうとすれば、まだまだ若輩よ、お主」

決して低い威力でないマミゾウの弾幕をノーガードで食らった事により、
鈴仙はバタリと地面に大の字に倒れ込む。
マミゾウは説教じみた口調でツカツカと鈴仙に近寄って――。

マミゾウ「この一件について情報が欲しいのなら、まずは儂を倒せるまでの
運と実力を身につけてからにすることじゃな。 でなければ、付け焼刃の人気すら取れんじゃろうて。
―――ま、今日の所は……敗北の証としてこうさせて貰うぞい」

どろんっ!

鈴仙(狸耳)「う、う〜ん…どうして……? 私は最強になったんじゃなかったの…?」

悪夢にうなされる鈴仙の兎耳を狸耳にすり替え、ついでに髪の毛の色も狸耳に合うブラウンとなる。
その姿は、それはそれで素朴な愛らしさはあったものの……これでは完全にマミゾウ軍団の一員です、
といった感じであり、誇り高き月の玉兎とは滅法かけ離れた存在となってしまっていた。


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0ch BBS 2007-01-24