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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[631]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/02(土) 23:41:46 ID:i0dwUgAk
ここで、鈴仙は賭けに出た。つまり、自身に残された妖力を守備では無く、
攻撃の方面へと傾けて行くのだ。こうなると、狸達の一発一発が猛獣の突進の如くに感じ、
度々意識を失いそうになるが―――。

マミゾウ「さて…! これでとどめじゃあ!!」

妖怪狸達が退いて、その間妖力を溜めていたマミゾウが鈴仙に向かって
強烈な大砲を一発、放とうと飛びかかる。

鈴仙「(よし! やっぱり妖怪狸達はここで打ち止めね! だったら――)
いっ……けええええええええええええっ!!」

バシュウウウウウウン!

鈴仙は、その攻撃に隙が生じると予測し(マミゾウが部下を巻き添えに攻撃しないであろうと予測し)、
妖力の全てを、右手の人差し指に籠めていた一発の弾丸を――打ち抜く!
香霖堂で購入した魔法の銃の力もあり、そこまで凝縮させられた鈴仙の一発は
もはや吸血鬼が無数に放つ弾幕の一発分にも相当する威力にまで達しており、
耐久力よりも回避力に自信のあったマミゾウは、この不意打ちに対して―――。

マミゾウ「(っと…。 何じゃと!? 油断していたのは、この儂――だったか!)」

バギュウウウン! ―――ドサッ。

白旗を上げざるを得ない状況へと陥るのだった。


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