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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[704]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/11(月) 22:27:15 ID:tfgrelO+
A:昨夜の借りを返すべく、再びこころに対戦を挑む!

鈴仙「…当然決まってるじゃないの! リベンジよ、リベンジ!
昨夜だって、もう少しで勝てたと思うから――きっと今回は上手く行く筈よ!?」

中山「お、おう…。 ―――じゃあ、そういう事なら…。
彼女が出る時間帯はおおよそ分かったんだ、夜に永遠亭の玄関に待ち合わせしよう」

鈴仙「オッケーよ、中山さん!(――普通に考えたら割と逢い引きっぽいけど…
そう感じさせない所が中山さんの凄い所ねぇ)」

中山「ああ、それならまた(――普通に考えたら怪しいデートみたいだが…。
鈴仙さんだからまあ、大丈夫だろう)」

リベンジに燃えた鈴仙、そしてこころの存在が気になっていた中山は
互いに勝手な想いを馳せながらも、無事に待ち合わせをするのだった。

――そして、夜。夕食を食べ終えた鈴仙と中山は、こっそりと永遠亭の玄関―――では無く
気付かれぬよう竹林に待ち合わせ場所を変えて、ゆっくりと人里へ向かう。
運の良い事に、危険な妖怪に遭遇しなかった鈴仙達は無事に人里の門をくぐり…。

こころ「あっ、来た来たー」

鈴仙「来た来たー、じゃないわよ…。 人をあんだけ痛めつけてくれちゃって…」

こころ「それはお前だって一緒だろうが! いい加減にしろ!」

中山「(本当に、声だけ聞くと同じ人と話をしているのだと分からないな……)」

人里の中心。あいも変わらず鈴仙達が居てもマイペースに、秦こころはふわりふわりと歩いていた
無表情のまま、面だけがコロコロと変わるために一見滑稽なようにも見えるが――。
そこに立ちつくす中山と鈴仙は、彼女の底知れぬ感情に怯えを隠せなかった。


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