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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】
[728]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2013/11/11(月) 23:51:07 ID:???
〜8月4週・固定イベントフェイズ〜
【面霊気の行方】
そして、中山と鈴仙が去った後の人里。
こころはふらりふらりと歩き、そして…目的の場所へと辿り着いたのだった。
??「――遅くなってすまないね」
こころ「――希望の面は? 作ってくれたんだろうなァ!?」
??「心配には及ばないさ。 少々時間は掛かったが――問題は全然無い。
だから……これからは私達と一緒に練習に参加するんだよ。 いいね?」
こころ「うん……いいよっ♪」
こころは、薄い金の髪を振りかざした一人の女性と会話をしていた。
その女性は尊大ながらも優しく、まるで愛娘に話しかけるかのようにこころへと語りかける。
神子「(――誰が希望の面を失くしたのかは知れないけれど――資源は有効に使わなくてはね。
この子のお陰で、我々の勝利という『希望』の価値はより大きくなるでしょう。
大会名簿には、あらかじめ名前を書いてあるし。 後はこの子をどう育てるか、ね)」
――もっとも、その聖人は、表情の裏で常に打算を練り続けていたのであるが。
豊聡耳神子。遥か昔にこころの存在の元となる66の面を形造った彼女は、
その地位を利用して、早速も彼女を抱きこんでいたのだった。
*こころが聖徳ホウリューズに入団している事が判明しました。
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0ch BBS 2007-01-24