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【紅い満月】鈴仙奮闘記11【永遠の夜】


[755]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/13(水) 23:48:12 ID:???
★やられ役チーム→ スペードA ★
スペード・クラブ→美鈴「妖怪の山FCですね。 正直、タレントの数と総合力ではウチを超える…かもしれません!」

レミリア「知ってる」

美鈴「はぐっ!? じゃ、じゃあ何で聞いたんですかお嬢様ぁ…」

レミリア「……何となく」

パチュリー「(美鈴…哀れな子)」

真剣に仕事を全うした美鈴に対して、レミリアはぞんざいな態度を取る。
『もやしのエース』パチュリーはそんな二人の様子を呆れ半分面白半分で眺めながら…。
自筆のノートに目を落として思考していた。

パチュリー「(――けれどレミィ。 実際にあのチームはそこそこの強敵よ?
私や助っ人が居れば負ける事は無いとは言え、それでも私達の初陣を飾るに
相応しく無い勝負になるかもしれないわ)」

あくまで余裕を決め込むレミリアだったが…一方でパチュリーは内心、
相手の実力を高く評価していた。
幻想郷最速のドリブルを持つ射命丸は、パチュリーの芸術的ドリブルにも匹敵する実力を持っているし、
反町やはたてや椛、それに合体技を持つ秋姉妹と言った中堅選手を小悪魔一人で対処させるのは厳しい。
美鈴の守備力では、2点か3点は覚悟せざるを得ないだろう。…と、パチュリーは推測する。


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