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【鈴仙のいいところ】鈴仙奮闘記12【見てみたい】


[114]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/11/25(月) 23:48:24 ID:???

鈴仙「う…ううっ。 す、すみません……(これって言ってしまえば私の夢なのに。
どうして夢の世界でも皆こんなんなんだろう……)」

永琳「――まぁ、いいわ。 罰として、これからウドンゲを当て続けて行くから」

どうやら、ミーティングを行っている最中だったらしい、
永琳はホワイトボードに書いた陣形を書きながら、主に鈴仙に向かってその図を説明しだす。

永琳「それじゃあ、敵チーム情報のおさらいから行くけれど…」

永琳はまず――ホワイトボードの一番上の位置に君臨する丸に向けて、指示棒をパチンと叩いた。

永琳「今日の試合、恐らく…というか確定的にGKとして出場するであろう選手が彼。
――ジノ・ヘルナンデス君よ」

パスカル「(ジノ・ヘルナンデス、か……。 アイツならばきっと、容易く捻りつぶせる相手…なのかな。
―――だが、常人にとってあの壁は圧倒的に、高い)」

永琳「イタリアでの彼の異名は『パーフェクト・ゴールキーパー』。 …完璧なGKよ。
その所以はまさに文字通り――セービング・飛び出し・一対一、どれを取っても全く隙がないから」

中山「全く……隙が無い……」

てゐ「(黄金っつたら、火で溶けるし以外と柔いんじゃないの〜?)」

永琳のその深刻な宣言を繰り返して噛みしめる中山と、
内心では茶々を入れて随分とおちゃらけているてゐ。その二人に気を留める事もなく、永琳は続ける。


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0ch BBS 2007-01-24